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対称なことば

みなさん、「鬼はぁ~外~」と豆まきはされました?
きのうは節分。そして、きょうは立春ですね。

立春の早朝、禅寺では厄除けのために門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があるのだ
そうです。この文字は、縦書きすると左右対称になり、家に入ってきた鬼が、振り返ったとき、
裏から見ても「立春大吉」となっているので、ありゃ、こっちの家にもまだ入っていなかったと、
逆戻りして出て行ってしまうのだとか。おもしろい話ですね。

でも、数教研の読み方教材「ないた赤おに」を、わたしは思い出して、この鬼さんがちょっと
かわいそうになってきました。

  作:中央教室1年生boys
 上ふだんは図形学習で利用しているものです。


さて、左右対称、ちょっと違いますが、回文を思い出しました。

朝のテレビ番組で、ときどき流れている歌「こたつたこ」
「くらげらく」「えいのいえ」といった回文が、アニメといっしょに出てきます。
そのアニメが何ともユーモラスで楽しめます。

わたしが幼いころに出会った回文、これは漢字ですが 「上から読んでも山本山。下から読んでも
山本山。」 海苔のCMでした。

数教研の研究会だより373号には、「ニワトリとことりとワニ」と題して、回文の話題が出ています。
(その中には、11の2乗=121、111の2乗=12321、…111111111の2乗=
12345678987654321なんて話も。おもしろいですね。)


和歌にもあるそうです。

 四葉長き夜の 遠の睡りの 皆目醒め 波乗り船の 音の良きかな
  (なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな)

お正月に、七福神の宝船の絵を枕の下において、この歌を唱えて寝ると、吉夢が見られる
のだとか。

 

中国の戯曲「邯鄲記」というのも回文になっているそうです。
といっても、前から読んでも後ろから読んでも同じ、というのではなく。

  梅題遠色春帰得       
  遅郷瘴嶺過愁客       
  孤影雁回斜          
  峯寒逼翠紗          
  窗残抛錦室
  織急還催織          
  錦官当夕情          
  啼断望河明 

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