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ゆりかごから…

わたくし、目が悪く、メガネをかけているのですが、最近、新聞や書物を、少し離して見るという
動作が加わってきました。むむ、これは老眼?

 

先週16日(金)&17日(土)と、名古屋・大阪に行ってきました。
名古屋では、指導者のための数学学習会。今回は、図形についての学習会でした。
わたしも参加者の一人となって、みんなで、手を動かして、(口も動かして?)作業しました。

今回の図形は、目と手を十分に動かしての作業。
ああ、見えているのに、こっちにこない。
こうしたいのに、手が動かない。
なんだか、目と手のリハビリを受けている気分。

もうやだ~と、投げ出したくなる衝動を抑え、
うぎゃ~、あじゃ~という声を発しながら、
なんとか作品を仕上げました。


  星        星         星        星        星


先日、古希・喜寿を迎える方々がいて、じゃあ、わたしの年齢はなんていうのだろうと調べて
みたら、な・なんと「初老」ぎょーん 
まあ、そう感じることが、あちこちに出始めてはいるのですが…

手を動かす作業は、老化防止にいいのだとか。
「初老」のわたしも、そろそろ…

なんて、老いている場合ではありません。
いつまでもいつまでも、学び、成長しなければ。



四葉10月の初旬に、毎日新聞に、数教研の記事が載りました。
  右毎日新聞(09/10/3朝刊)
  それ以来、大人の方からのお問い合わせがあります。
  学びたいという気持ちに、年齢や学年は関係ないんですね。


四葉同じ時期、AERA with Babyにも、当会会長のインタヴュー記事が載りました。
  右AERA with Baby (10月号/朝日新聞社)
  
  


「ゆりかごから墓場まで」なんてのが、社会福祉政策のスローガンにありましたが、学び続けると
いうことは一生のことなのかもしれません。


みなさんも、子どもたちと共に学ぶ生活、始めてみませんか。
 右数教研の説明会・学習会へGO!

| 連絡帳 | comments (0) | trackback (0) |

読めない漢字

 今回の写真のテーマは「大和路の秋」
 
 

 さて「大和路」 この場合は「ヤマトジ」と読みますが、大和ハウスは「ダイワハウチュ」…じゃなくて
「ダイワハウス」ですよね。大和は、ダイワともヤマトとも読めます。

  

 と書きましたが、「大」と「和」を学習した小学生が、これを読む場合、「ダイワ」としか読めません。
「大」と「和」のそれぞれの字を辞書で調べても、「ヤマ」や「ト」、あるいは「ヤ」「マト」といった
読み方は出てきません。

 

 辞書によると、ヤマトは、もともと「倭」と書いたのが、「倭」と通じる「和」の字に「大」をつけて
「大和」と書くようになった。とあります。
 
 ダイワという読み方であれば、「大」「和」それぞれの漢字を勉強した子どもたちにも読める
読み方ですが、「大和」と書いてヤマトと読ませるには、別の知識が必要なんですね。

 

 それから、和泉という地名。「泉」一文字でもイズミと読めるのですが、あたまに「和」がついて
います。ふつうに読むとワイズミとなりますよね。これは、もともとは「泉」一文字だったのが、
国郡里名は二字の嘉名をつけることが命じられた(「延喜民部式」)ことによるのだとか。
このように意味のない飾りの文字を「雅字(がじ)」というのだそうです。

 英語の時間に、knifeのkは発音しない、と言われたときの気分です。
ええ~? 発音しないんなら書かなきゃいいじゃん…(とは中学生の私)

 

 つぎは、飛鳥(アスカ)。前回のブログで訪ねた場所です。音読みでヒチョウと読んだりは
しません。これは「飛鳥(とぶとり)の 明日香の里を…」というふうに明日香の枕詞に飛鳥が
つかわれていたからだとか。

 

 せっかく学校で習った漢字も、教科書(辞書)に出てくる読み方だけでは読めないんですね。

 

 実は、辞書に出ていない読み方で使っている漢字、小学校低学年にも多くあります。
たとえば「お母さん」「お父さん」「お姉さん」「お兄さん」など。

 「母」を辞書でひくと、(音)ボ・(訓)ハハと出ていますが、カアとは読みません。
「お母(かあ)さん」「お父(とう)さん」「お姉(ねえ)さん」「お兄(にい)さん」は、そう書いたときだけ、
そう読ませる特別な読み方なんですね。

  

 実際に作文などではよく使う読み方ですが、辞書を見たら、正式な読み方としては載っていない、
特別な読み方(という項目で、音読み・訓読みとは別のところに出ていることが多い)なんですね。

 

 こういうのを熟字訓というのだそうです。わたし自身は、こういう熟字訓は、学校の国語の
教科書で教わったというよりも、本を読んだり、作文を書くなかで少しずつ覚えていったもののような
気がします。あ、社会の教科書というのも、ありましたね。社会のテストは、ややこしい地名や人名も
きちんと漢字で書かないと○をもらえない、半分は漢字テストだったような…
 

| 四季折々 | comments (0) | trackback (0) |

草かんむりの秋

 数教研の読み方教材「少年と子だぬき」の設問に、季節を問うものがあります。
具体的な季節名は、本文中には出てきません。

  

 その質問に、適当に答える子もいれば、いくつかのヒントから「秋」だとわかる子もいます。
「秋」だと答えた子に、その根拠を聞いてみると、多くが本文中にある「赤とんぼ」「すすき」と
答えます。が、「おかあさんは、すすきのほと はぎの花のひとえだを取ってきて、言いました。」に
出てくる「はぎの花」をあげる子はほとんどいません。教材には、本文の下に、はぎの花の
イラストまで描いてあります。

  

 が、かく言うわたしも、萩の花をこれだとはっきり認識したのは、昨年秋のことでした。関西への
長期出張の際、ふらっと立ち寄った西ノ京駅前に、きれいな萩の道ができていました。
そしてまた、家の近くに萩寺と呼ばれるお寺があることも知りました。
今回の写真は、そのお寺「龍眼寺」に咲く萩の花です。

  

 花のことはほとんど意識したことのなかった私ですが、でも実は、「おはぎ」というかたちで、
小さいころからお世話になっていたものなんですね。まさに「花よりだんご」。花のことは知らない
けれど、食べ物の方はよ~く知っておりまする。

  

 この「おはぎ」、萩の花が咲く季節に食べるものだから「おはぎ」で、春に食べるときは、
牡丹(ぼたん)の花の季節だから「ぼたもち」。
実は、夏と冬に食べるときにも、別の名前があるのだそうです。みなさんはご存知ですか?
夏は「夜船」、冬は「北窓」。どうしてこんな名前に?

 

  おもちのように搗(つ)かない→搗き知らず→着き知らず
  →夜の船はいつ着いたのがわからない→「夜船」

  おもちのように搗(つ)かない→搗き知らず→月知らず→月が見えない
  →北側の窓から月は見えない→「北窓」

 おもしろいことば遊びですね。

 

 萩の花は、わたしにとっては、つい最近まで意識のなかったものですが、
萩寺と呼ばれるお寺も各地にあるようで、梅や桜と同じように、むかしから日本人には親しまれて
いた花なんですね。秋の七草の一つでもありますが、「万葉集」では一番多く歌われている花
なのだとか。

 草かんむりに秋と書いて、萩。秋を代表する花、なんですね。

| 四季折々 | comments (0) | trackback (0) |

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